鎌倉にある海野裕貴税理士事務所の海野です。
ずいぶん昔、開業当時ですから8年前とか・・・かな?
僕もご多分にもれず、ブームにのっかってブログを書いていたのですが
日々の多忙をいいわけに、いつの間にやらスタッフに任せていました。
だめですね。
でも、あらためて僕もブログを綴っていこうと思います。
というのは、いくつか理由があるんです。
▪️”心ふるわせる事務所”ができるまでを伝えたら、スタッフの魅力が伝わる
たったひとりでゼロから始めた事務所ですが、
事務所が9歳になろうとしている今は、
優秀で魅力的なスタッフが少しずつ仲間に加わってくれて、
「こんなことできたらお客さん喜ぶだろうなあ」とか
「僕だけでは到底できなかったけど、今はできるじゃん」とか
「これまでにはなかったこんなこともやろうよ」とか
「こういうこと、もっとみんなに知ってもらうといいよね」とか・・・
毎日失敗し凹みながらも、着実に成長もして、
少しずつできることも増えて、活動の幅が広がった。
事務所は、10年かけて目指すビジョン、
”心ふるわせる事務所(この詳細はまたあらためて)”になろうとしていますから
その軌跡を仲間と一緒に僕の言葉でも伝えていこうと思ったから。
▪️「税理士事務所のお仕事は、実はおもしろい」が伝わったら素敵な人が集まる
それと、税理士事務所のお仕事は、実はおもしろい、を伝えたい。
租税教室ってご存知ですか?
子どもたちに税金の大切さを伝えるために
僕ら税理士が先生になってお話しするんですが
まあ、子どもたち、ほぼ税理士って知らないんです。
弁護士とかは、月9とかでかっこいいタレントが出たりして知っているんですけど。
総じてぼくらおしりに”士”ってつく職をサムライ業とか言ったりしますが
サムライ業って何だか難しそうだし固そうだし暗そうだし・・・
そりゃ、専門家ですし、プロですからからね、
そこの軸がブレてはだめだけど、僕らの仕事、サムライ業は間違いなくおもしろい。
それに僕らは、”かまくらの学校”という枠組みで、地元鎌倉の活性化にも取り組んだりしているから
こんな社会貢献だってわくわくしておもしろいんですよ(詳細はまた)。
だから、仕事の魅力を伝えたい。
で、おもしろい、は伝播して人を惹きつけて
またおもしろい人と出会えるんです。
結果、この業界にももっとたくさん素敵な人が集まって盛り上がると思うんですよね。
▪️人生の持ち時間を少しでも価値ある時間に変えるため。
筆がのってきました。理由もまだまだ100個くらいあります。
でも、ダラダラ書いたら読んでもらえないんで、最後に一つだけ。
人生の持ち時間を少しでも価値ある時間に変えるため。
一昨年、入院したんです、1週間。
ベッドで寝返りも打てず寝たきりの真っ暗な天井をながめながら
ずっと健康だと思って、知らず知らず無理してきたから
必死に育ててくれた両親に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
少し涙が出てきました。
そして、学生時代なんかにダラダラ過ごした日々とか
やりたいと思いつつ先延ばしにしてきたこととか
高い壁だと思い込んでた目標や夢に挑戦せずにいたことが
真っ暗な天井に映画みたいに思い出されました。
毎日の多忙をいいわけに
何もしない時間はあっという間に過ぎさってもう取り戻せない。
過ぎし日のあの頃と変わっていない自分が怖くなりました。
だから、ここから先の持ち時間を少しでも価値ある時間にしていこうと思いました。
でも僕は自堕落な弱い人間なので、
これから将来実現したい挑戦を公にして、行動せざるをえないようにしたら
きっと実現可能性は高まって、この先、天井に映し出される映像も変わるだろう、
というわけです。
あ、そうそう。
そんなおり、多くの経営者が愛誦する、ある幻の詩人の詩に出会いました。
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。
-サムエル・ウルマン-
よわっていたときだからか、ぐっときて、勇気が湧きました。
いろんなことがまだ間に合うんじゃないかと。
この青春の定義なら、今の僕は、学生のあのころより若いと思います。
こんなおっさんの青春ブログがあってもいいかなあ、と思ったりもして。
ともかく1日の終わりのビールがうまい
そんな日を1日でも多くつくってブログにつづっていきます。
もしよろしければまたのぞいてやってください。