鎌倉の海野裕貴税理士事務所、スタッフ内藤です。
梅雨明けはまだなのに、既に猛暑が始まっているようですね。
さて、私は最近お客様の「相続税申告」をお手伝いさせていただいております。
相続税を申告するためには、
まずはお亡くなりになられた方の財産を評価させていただかなくてはなりません。
財産にはいろいろなものがあります。
土地や建物、有価証券や預貯金
など様々な種類があり、評価の仕方もそれぞれ違います。
その中でも私が興味を持ったのは「土地」の評価に関してでした。
「土地」は国税庁の公表する「路線価」を基に評価します。
「路線価」は土地に接する道路についている1㎡あたりの価額で、
基本的には路線価×面積で算出します。
しかしながら面積のみならず、その土地の形や場所、利用状況などによって
大きく評価額も変わってくるのです。
そのため私たちは登記簿や公図、測量図などありとあらゆる資料を取り寄せたり
現地に伺ったりしてその土地のことを細かくお調べします。
また、その土地に税金の特例が使えるかどうかもしっかり確認します。
使えたら、その評価が大きく変わり、相続税の負担も下げられるかもしれません。
「相続に関しては何もわからなくて」とおっしゃるお客様もたくさんいらっしゃいます。
「相続する」ということは滅多に経験することではありませんから
ご存知ないことはおかしいことではありません。
だからこそ、私たちがお手伝いさせていただくことで
スムーズに気持ちよくお客様に「相続」していただきたいと考えて日々業務にあたっております。
そしてこの気持ちを忘れずに
どんな案件にも望んでいきたいと改めて思うのでした。
梅雨明けはまだですが、鎌倉は既に海開きされました。
鎌倉の海へもぜひおいでくださいね。