鎌倉の海野税理士事務所よりスタッフのよしはらです。
日が短くなったこの頃、近所の公園ではキャンドルナイトが開催されていました。
さて、年長児のいる我が家では、運動会を筆頭に「これで最後」のイベントが目白押し。
事務所に入ったころは0歳児クラスだったと思うと本当にあっという間の6年間です。
■申告期限は法定期限、締切厳守だからできるスケジュールの立て方
そんなわけで、6年前、右も左もわからず税務会計の世界に足を踏み入れた私ですが、この仕事は比較的、母親業と兼務しやすいのではないかと感じています。(もちろん会社によっても様々ではありますが)
第一に締切が明確です。たとえば、確定申告は3月15日、決算申告は会社ごとに〇月〇日とはっきり決まっています。これらは、法律で定められた期限なので、間に合わなかった…といったことは、絶対にあり得ません。かと言って、それらの締切は急に決定されるわけではないので、前もって準備していくことができます。
何日までに最初の申告書を海野に提出し、チェックしたものがいつ頃戻ってきて、それを修正するのに2日かける。お客様への説明はこのタイミングで実施して、税務署への提出は〇日!!といったスケジュールから逆算して、いつまでに何を終わらせれば間に合うのかを自分で予定していくのです。
さらに、そうやって立てた自分の予定に、
「子供が風邪気味なので、小児科に寄りたい日」
「習い事があるから〇時には絶対退社する日」
「夕飯の支度をしてきたから長めに働ける日」
を織り込みながら、仕事と育児の両輪を日々回していくようなイメージです。
はじめは、見積もり通りの業務時間で終わらないこともありますし、突発的な仕事もありますが、そのうちに業務と育児のピースを組み替えて、自分の持ち時間に当てはめていくことができるようになると思います。それでも、はまる場所のないピースについては、事務所に相談といったところでしょうか。
■持ち帰れない仕事だからこその良さ
時短勤務でも結局は持ち帰って家で仕事をする、という話を聞くことがありますが、ここの仕事はそうは行きません。お客様の個人情報、法人の決算数値などは持ち帰れるものではないですし、そもそも、それらを処理する税務会計ソフトは自宅のPCには入っていないためです。
この縛りがあるからこそ、何が何でも業務時間内に終わらせようという集中力が発揮されますし、仕事とプライベートのメリハリがつくようにも思います。と言いつつ、担当のお客様の決算時期になると、帳簿のことを夢にみたりはします(笑)
■何よりも、スタッフ全員がママという環境
現在、税務会計のスタッフは全員が子育て中のため、早く帰るのが「普通」という環境です。気後れすることなく、それぞれの時間で帰宅します。
逆に言えば、やり残した仕事を引き受けてくれる「残業できる若者」はいないのですが、それによってもまた自律的に仕事をコントロールする習慣が身に付くように思います。
勤務時間は短めに設定できても、仕事量は少なくないので、結果、働き方としては濃密にならざるをえない海野事務所。これまでの経験を活かして時短勤務したい方、子育てしながら達成感を味わいたい方にはとっても向いていると思います。興味を持っていただけたら、ぜひ募集要項をチェックしてくださいね。