鎌倉・大船の海野税理士事務所スタッフの渡辺です。
税理士事務所にあまり馴染みのない方は
「税理士事務所って何やってるんだろう?」と
お思いになると思います。
私も1年前までは疑問に思う1人でした。
皆様はどのようなイメージを持たれますか?
インドアな、どちらかというと地味なイメージを
持つ方も多いのではないでしょうか。
確かにあまり派手さはありませんが、
些細な業務でも後々違う場面で繋がってくることが多く、
その度にひらめいたり、発見したり様々な感動に出会えます。
「あのときのあの作業はこのためだったのか~!」などと感じることもよくあり、
知識が増えるほどに仕事の面白さが増してきます。
1年前の入所時、まず最初に身につけたことは会計ソフトを使った帳簿入力でした。
お客様からお預かりした資料を基に
日々のお金の流れを1つずつ記録していく作業です。
簡単で単純な作業に見えて実はとても重要な作業。
なぜならひとつひとつの記録が後の決算や申告に関わってくるからです。
例えば1つの売上の記録でもその金額が正しくないと
決算時に収める税金の額が変わってきます。
これは私の実体験なのですが、たった1つの変更でも
いくつもの書類を修正しなければならなくなるので
日々の記録ひとつひとつが決算に関わる
重要な要素になるのだと痛感した出来事でした。
また、毎月行う業務のひとつである給与計算に関して。
給与明細を発行するだけでなく、所得税や社会保険の金額を算出し、
お客様に納税額をお知らせします。
突然ですが、ご自分の給与明細をいつも詳細までじっくり見ていますか?
私自身もそれまでは手取り金額にしか関心がなかったのですが、
給与計算〜納税までの一連の流れを知り「そうだったのかぁ!」と
納得、感動したのを今でも覚えています。
お客様によって違いはありますが、基本的には月ごとに資料のやり取りをし、
上記の様な業務を中心に行うというのがルーティン作業となります。
毎回同じ流れなので一見平凡に感じますが、
その全てが決算というゴールに繋がっているのです。
私自身、最初の頃は目先のことで精一杯でしたが、
仕事をしていく中で知識や経験が増えてくると、
次に同じ事をする際には理解している分応用が利き、
以前よりもスムーズに進められるようになりました。
そんな瞬間が自分の中で「少し成長出来たかも?」と思え嬉しく感じます。
税理士事務所の仕事は「なるほど!」の連続。
時には本業以外の普段の生活との関わりを発見できることも。。
新鮮で奥が深く、まだまだこれから新たな「なるほど!」に出会えそうな予感がします。
写真はかつては毎月通っていたパン教室にて。
最近はなかなか行かれずかれこれ3年振りに先日行ってきました。
パンの香り、先生や他の生徒さんとのお喋りに至福なひととき。
リフレッシュも大切だと改めて実感しました!!