コロナウイルス対策の資金繰り支援策として、政策金融公庫・信用保証協会などの融資制度が発表されていますが、現在、申込みが殺到して、窓口で数時間待ちというお話も。
さらに申込んでも、その後、審査が通るまでに月単位で時間がかかることが予想されます。
融資が通るまで、手元資金が不安で、急場を凌ぎたいという方、加入している生命保険を確認してください。
その生命保険が、解約したら掛け金が戻ってくる解約返戻金のあるタイプの保険だったら、生命保険会社から、解約返戻金の7〜8割の範囲内で、借り入れができるのをご存じでしょうか?
しかも、銀行などの融資と違って手続きが早い!
これを「契約者貸付」と言います。
もちろん、借りるわけですから、利子と併せて返済しないといけません。
ところが、現在、コロナ支援の一環でこの利子を0%としている生命保険会社が多いのです。つまり無利子でスピーディに借入ができる可能性があるということです。
保険の種類を限定している会社、法人契約の保険にも対応している会社etc各社対応が異なるようですので、気になる経営者の皆様、保険会社に確認してみましょう。
(雑感)
税理士として、お客様先に声をかけお手伝いしている最中ですが、このコロナ禍で、前向きにひた向きに、苦しいのに愚痴も言わずに、やれることをたんたんと、そういう経営者を何人もみています。
そういう人たちが、向かい風を浮力に変えるのだと、そう思い駆け回る毎日です。
鎌倉大船・湘南の海野裕貴税理士事務所。
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