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「会社を作って早々に資金ショートしそうです。こんな時の危機の回避方法は自分銀行の活用を」を秒で学ぶ!

起業したての経営者1年目の方からの質問でした。

会社を作った時、最初の資金として資本金を会社に入れます。
いわゆる事業の元手です。このお金を元に、さまざまな支払いをして売上に繋げる最初の一歩です。

ところが、資本金は1円でも会社は作れますので、資本金をすぐに食い潰して資金ショートをする恐怖があるようです。

こういう時には、「自分銀行」を活用しましょう。
「自分」とは、社長個人のことです。つまり、社長個人が会社にお金を貸してあげる(会社からしてみたら、社長からお金を借りるということ)、あるいは立替えてあげるということができるのです。会社(法人)と社長(個人)は、別の人(法律で定められた人が法人、つまり会社なのです)ですから。

なので、会社の資金繰りが思わしくない時は、社長個人が貸してあげて、会社にお金が貯まったら返してもらってください。もちろん、入金されても借りただけで返しますから売上ではありません。返済する時も社長の給料(経費)でもありません。

本当の銀行から借りるよりも融通のきく、自分銀行を上手に活用しましょう。

『秒で学べる隣の税金』とは、

日々いただく税金や会計に関するご質問をひとつひとつ丁寧に、お客様のニーズにあわせて解決策をご案内していると、
いつの間にやら現場の困りごとデータベースとなるのです。

 

そこで、現場で拾った疑問と解決を、皆さんにお裾分け。

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海野裕貴税理士事務所メディア『知的税金生活』企画編集室